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今年のブルーベリー狩り その2

今年はギフト発送も大変でした。

例年、順番待ちをして頂くギフト発送。晴れが続いて最高の状態のブルーベリーしか送らないのでなかなか順番が進みません。前半の長雨で発送がずっと止まっていたところへ、コロナで来園を断念されたお客様からもご注文を沢山頂きました。

ご注文数が多いのに発送が進まないという恐ろしく焦りながら追われる日々でした。ギフトのご注文は6月末から受付をして8月中旬には締切になります。シーズン中に発送ができるところまでの発送にて終了となるため受付を早めに終了しています。

 

赤いブルーベリージャム。

ピンクレモネードというピンクのブルーベリーで作ったジャムの試作です。

来年くらいには新商品として登場させたいなぁと思っています。

名前の通り、さわやかなレモネードみたいな味です。

こちらがピンクレモネード。3年前に園内へ植えた木がやっと立派な実をつけるようになりました。

色づき加減とか、雨に打たれたらダメになりやすいとか、まだまだ難しい点がありそうですが年々状態は良くなってきています。来年くらいは摘み取りもしてもらえたらいいなと思っています。

こちらはお客様から頂いたマスクです。

なんと、手作りです。絵がとてもお上手。

紫、黒、白と頂いたので私、妹、母の三人で使わせて頂いています。

ちなみに、首にかけているホルダーは今年お客様によく尋ねられました。マスクを首にかけておくのに使っていたホルダーですが百均のメガネホルダーです。色んな種類があってとても便利でした。これを使う必要のない時期が早く来てほしいものですが、便利だったのでご紹介です。

さて、あまりに続いた炎天下の日々。もう限界と思った頃から始まったのが毎日のゲリラ豪雨。それは8月の雨を一気に届けてくれるのかという凄い雨量です。一瞬で道が川になるような雨が連日夕方にやってくるようになりました。

そうなるとブルーベリーの実はどんどん落下して無くなってしまいます。そんな事情もあって今年は少し早めに閉園することとなりました。

閉園してもブルーベリーのお仕事は続きます。園内では残っている白い実、赤い実も順に膨らんで色づきます。これがまた美味しいのですがまばらに木になっているので摘み取りが大変。できる限り残さず摘み取って冷凍ストックにしています。

一年を通して仕入をして下さっているジャム屋さん、レストラン、cafeなどで使って頂く用に大量に摘んでストックをする必要があるのです。今年は・・・ちょっと摘み取り量が少なくなってしまったので多少在庫に不安を抱えていますがそれでも業務用冷凍庫はギュウギュウにつまっています。

そういえば、写真には全然関係ないのですが今年はもう一つ大きな敵と戦っておりました。カラスです。エトファルトにはブルーベリー園が3か所あります。お客様が摘み取りをされるネットを張った園と別にギフトや冷凍、ジャムストック用などの収穫をするネットのない園が2か所あるのです。今年はその2か所にカラスが沢山やってきました。一度に40羽ほどでやってきて実を食べてしまうのです。ロケット花火とか色んな手段で戦いましたが早朝や日暮れの私がいない隙を狙ってはやってきました。仕方がないので来年までに防鳥ネットを張る予定ですがこれはかなりの大仕事になります。なんせ、鉄パイプを沢山立てなければなりませんので。(写真は巨大で美しいカエルに遭遇した時のものです)

こんな感じで今年もブルーベリー狩りは終わってしまいました。

今年は試食もできなくて色々規制もあってご不便をお掛けしましたが、来年はいつも通りのブルーベリー狩りを楽しんで頂けるように願っています。

そして、来年こそは大人用の摘み取りバケツも登場させて楽に沢山のブルーベリーが摘み取れるようにしたいなと思っております。今年も沢山のご来園、本当にありがとうございました。また、来年お待ちしております。