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今年のブルーベリー狩り その1

今年のブルーベリー狩りもあっという間に終了しました。

コロナ、長雨、日照り続き、ゲリラ豪雨、なかなかのスリル満点な日々でした。

例年なら、楽しそうなお客さんの風景など色々ご案内するのですがマスク姿やソーシャルディスタンスとちょっと写真撮影に気が引けたり、大々的に集客して良いものかと悩んだりしているうちにシーズン終了を迎えました。

今年は来園を断念された常連さんも多くいらっしゃったのでエトファルトでの出来事や様子を少しだけご案内。

梅雨明け直前に奈良テレビさんが取材に来てくださいました。

「ゆうドキッ!」という番組で取り上げてくださいました。

吉本芸人さんの田津原さんが来てくださいましたが当日はかなりの大雨。

大雨の中でのブルーベリー狩りという内容にはなってしまいましたがエトファルトの魅力を伝えて下さいました。

撮影中が一番雨脚が強かったように思うのですが、カッパを着てマスクをしてもはや誰なのかすら分からない上に全身びじょ濡れになりました。

絵的には中途半端よりこの方が良かったのかもしれません。

放送では晴れた日の写真なども使って梅雨が明ければ楽しいブルーベリーができると案内してくださいました。そして放送後すぐに梅雨明けになりました。

前半のハイブッシュのシーズンはずっと雨が続いて困っていましたが梅雨が明けると今度はひたすら日照りの暑い日が続きました。来園されたお客様はもう汗だくでスポーツか格闘技かのようなブルーベリー狩りを楽しまれていました。園から戻られるともうお風呂上りみたいな真っ赤な顔でなんだか心配になるほどの方もおられました。

ブルーベリーの出来はというと、ものすごく良かった!

ラビットが色づいてから雨が降らないものだから、糖度の高いプリッとした実が山盛りでした。しかも、雨が降らないので実が落ちない。大きくなるまで実が落ちないので無駄なく摘み取りが出来て次の実もしっかりと色づく。美味しい実が沢山取れました。お盆を過ぎるといつもグズグズの柔らかい実が増えてきて選別しながらの摘み取りに時間がかかりますが今年はどれも最後まで摘みやすい実でした。

とはいえ、日照りは長すぎました。そして、毎日暑すぎた。

今年も3年目までの小さな木が沢山枯れてしまいました。

水を引いていない園内です。軽トラにタンクを積んで水を運んで行ってホースを引っ張って水をやったり、バケツで水を運んでかけて回ったりとやれるだけのことはやってみましたが20年くらいの大きな木も何本か枯れてしまいました。

案外強いブルーベリー、それでも芽を吹きかえしてくれるものも多いのですが来年の着果数や成長度合いがぐっと下がることは間違いありません。

それでも懲りずに今年も11月に沢山の苗木を植える予定です。今回は既に大きな鉢で3年育てた苗木です。来年猛暑に負けませんように。

 

つづく