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ブルーベリー狩り 灼熱の後半戦 その2

熱い日がまだまだ続きます。

きれいに咲きそろった受付横のヒマワリも見ごろを過ぎて少々小汚く変貌してきていますが種ができるまでしばらく放置しております。

つい先日までは写真のような美しさでした。

受付けの事務所内は連日体温を越える暑さです。

ブルーベリー園は炎天下ではありますが丘の上にあるため、風がある日は涼しく感じられることも多々あります。風がない日は流石にみなさん定期的に車に避難して休憩されたりもしています。帽子や飲み物なしでのご入園はできませんのでご注意ください。

スタッフは外での作業や園へのご案内がほとんどの為、事務所にクーラーはいらないと耐えてはきたものの今年は遂に限界が。摘み取ってきたブルーベリー(ギフト発送用など)を箱詰めする作業の時やスタッフが倒れてしまいそうな時に使えるようになりました。これで大慌てで摘み取った実をパック詰めしなくても大丈夫そうです。

園内の小さな苗木たち、昨年に引き続き暑さに負けてしまいそうな子がおります。

応急処置的に水をやってみたりもするけれど、あまり効果も見れず雨を待つばかり。

昨年も枯れてしまったように見えるところまでダメージを受けた苗は秋に枯れてしまうか復活するかの分かれ目になります。復活した場合でも無事だった無傷の苗に比べると翌年の成長速度がかなり違ってくるようです。あぁ・・・今年も苗が少し減ってしまう。なんてことを予測して今年は苗木を大鉢でも育てています。夏の間水をたっぷり過保護に育てて大きくしてから園内のダメになった苗と植替えます。

そんな暑い中でも毎日たくさんのお客様が摘み取りにきてくださりあっという間に数キロ摘み取って帰って行かれます。ご来園のみなさんの平均滞在時間は園内にて1時間半くらいです。少しだけ木陰もあったりして余裕のピースサインを向けてくださる方だっておられます(笑)

昨年は熱中症のニュースがあまりにも多くて、小さなお子様のご来園が少なくなっていたように思いますが今年は暑さに負けず沢山の小さなお客様が来られています。

ブルーベリー狩りと一緒に虫取りやらカエルを追いかけるやら、きゃーきゃーとかわいい笑い声が聞こえています。ブルーベリーは木を下から覗き込んで見上げる方が実が見えやすいこともあり子供用バケツには大粒の立派な実ばかりが沢山入っています。お盆前後は特に子供さんでも沢山摘み取りができるくらい摘みやすい時期です。ご来園のお客様にはお1人最低300g以上の摘み取りをして頂いています。この300g、小学生くらいの子供さんであれば十分自分で摘める量です。足りない分は大人でカバーをお願いしていますが大人であればあっという間に1キロくらいは簡単に摘み取れます。1人最低300g以上ですがよほどのことがない限りは上限は決めていません。ご夫婦で10キロなんて強者の常連さんも多数おられます。

エトファルトのブルーベリー狩りは「ブルーベリーを山盛り持って帰りたい!」という方々に好きなだけ摘み取って持って帰って頂きたいと始めた園です。そのため、食べ放題ではなく摘み取り園として入園料無料で摘み取った分を計り売りというシステムにさせて頂いています。そんなわけで、園内の様子をみると『レジャー』というよりは『農作業・収穫』といった雰囲気のお客様のほうが多いかもしれません。

それどころか『ブルーベリー狩りはスポーツだ!格闘技だ!』という雰囲気の方も結構いらっしゃいます。

格闘技よりは楽に摘み取れるとは思いますがお越しの際は帽子と飲み物と気合をご持参ください(笑)