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ブルーベリー狩りはじまる

ブルーベリー狩りが始まりました。

今年は気温のせいでブルーベリーの色づきが例年より早くなり開園日を少し早めにしたいところではありましたが緊急事態宣言とか色んな事情が重なっていつも通りの6月末の開園となりました。そのおかげさまで実が沢山ある摘みやすい状態で開園となりました。開園日まではスタッフで一生懸命冷凍用のブルーベリーを摘み取りしました。

まずはハイブッシュからスタートです。園内のほとんどの木が20年を超す木ばかりでしたが昨年の冬に50本のハイブッシュが仲間入りしました。こちらは苗で3年、更に大鉢で3年育てて1mを越える背丈になったものを園に植えたもので今年は大粒の実が沢山つきました。味もなかなかのものです。このゾーンは見晴らしがよく小さなお子さんも安心して摘み取りを楽しんで頂けました。

そしてあっという間に梅雨に突入。雨の合間を狙ってなんて待っていられない!カッパと長靴持参で摘み取りに来られる方が結構いらっしゃったりするのです。炎天下で汗かくよりカッパで少し濡れるくらいが楽でいいとか言ってくださりますがやっぱり青空の下でブルーベリー狩りを楽しんでもらえたらいいのになぁと梅雨の間中思っております。

エトファルトには小さなお子様も沢山いらっしゃいます。

ブルーベリーは大人の目線で見るよりもお子さんの目線から上を見上げて木を見る方が美味しそうな実が良くわかります。なので案外、子供さんの方が摘み取りが上手だったりもするのです。子供用の小さなバケツをあっという間にブルーベリーで満杯にしてくれます。

ピンクレモネード(ピンク色のブルーベリー)の木も大きくなってきて実が収穫できるようになってきました。こちらのブルーベリーはレモネードのような味でピンク色で収穫して食べます。真っ赤になるよりも少し前、ピンクと白が混じってるくらいが美味しい気がします。実はまだピンクレモネードについては来園されるお客様には説明しておりません。本数が少ないのでブログやSNSをご覧頂いている方だけがピンクで収穫できることを知っているのでタイミングが合えば収穫できます。それを知らないお客様はまだ赤くて食べられないと思って通り過ぎます。結構な本数のピンクレモネードが来年には登場する予定なのでそれまでは秘密にさせて頂いております。きっと来年。きっと来年。

今年もコロナの対策で園内での試食が中止になったりスタッフとの対面時間を最小限にさせて頂いたりと色々とご不便もお掛けしています。園内では他のグループの方と距離を置いて熱中症予防の為にマスクを外してもらっています。自然とお客様が5m間隔くらいで摘み取りをされていて鴨川のカップル現象みたいな園内になっております。

ギフトの発送依頼も今年は増えています。

緊急事態宣言の対象地域で来園できない方や、感染予防を考えて来園を断念された方などのご注文や最近会えていない人にブルーベリーを送りたいなどなど。エトファルトのブルーベリーギフトは数日晴れが続いた最高の状態の実のみを発送しています。そのため天候によっては発送が何度も中断になります。

今年も発送待ちで首を長くして頂いておりますが少しでも早く順番がまわるように頑張って収穫しております。

さて、8月に入ってここからがピークと言わんばかりにブルーベリーが一斉に色づき始めました。どこを見てもブルーベリーだらけのシーズンがやってきます。そんな矢先の緊急事態宣言・・・対象地域のお客様には来園を控えて頂くことに。すでに予約頂いていてもキャンセルをお願いしました。皆様、こころよく了解頂き感謝しかありません。来年こそはすべてのお客様に好きなだけブルーベリー狩りを楽しんで頂きたい。

そしてこのタイミングで更なる試練でしょうか。

連日の雨ですね。シーズン中に梅雨が2度くるみたいな連日の雨。

災害にあわれている地域の方を思うと愚痴なんかいっていられませんね。

雨が一日も早く上がって晴天が戻ってきますように。

という訳で、収穫どころか草刈すらもできずに貯めていた宿題を終わらせるかの勢いで一気にブログを更新しているのでした。