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ブルーベリーを植える

3年生の苗を入手して更に3年間大鉢で育てたブルーベリーの苗。

ハイブッシュ系のブリジッタという品種。

大粒で美味しい実が沢山つきます。

大切に大切に過保護に育てて大きくなった苗を50本、ブルーベリー園に地植えしました。軽トラックで何往復もするくらい大きな木になりました。

本当は11月くらいまでに植替えしたかったけど12月の植え替えとなりましたがまだ寒くない!大丈夫だ!と苗と自分に言い聞かすほかありません。

いつもはスコップで植える穴を掘るのですが、今回は木が大きい、数が多い、10月に私が右足首を捻挫した、なんて諸々の言い訳を並べて父に応援要請。小型のユンボで穴を掘ってもらいました。使い方を習いたくてウズウズしましたが今回は習っているより掘ってもらう方が断然早そうなので諦めました。次回こそは時期が遅くならないようにして習う時間くらいは作りたいものです。

大きな穴・・・多分大きすぎた穴が50個。

ピートモスを十分に入れて雨を待ちましたが一向に降らない。

でも時期は12月。宇陀市では毎朝霜やら露やらが下りるので数日でかなりの湿気を含んできたので良しという強行突破。夏の暑さや日照りを考えたらこの大きすぎる穴を利用してしっかり雨をため込めるように植えてみることに。本来ブルーベリーは水はけ重視で位置を高く植えるところを少し低い位置になるように植えることにしました。ここ最近の問題は夏の水不足です。

ここからがキツかった。

大鉢のブルーベリーを50個人力で運ぶという作業がどれほどキツいか。

トラックへの積み下ろしも大変だけど、起伏のある園内をブルーベリーを抱きかかえて穴を避けてあるく50往復。この日は配置だけでギフアップ。

翌日は全身がひどい筋肉痛になり1日動けませんでした。

では、植えるのが楽なのかというとそんな訳はありません。

穴の中の土とピートを良くかき混ぜてブルーベリーを鉢から引っ張り出して、外に出した土を戻して固定してやる。機械で出した土を今度はスコップで戻していきます。これには2日かかりました。ここ数年、植えた苗が夏の暑さでどんどん枯れてしまって悔しい思いをしてきました。今回はそれに負けない大きな苗を丁寧に丁寧に植えました。なんとしても無事に夏を越えてみせましょう。

次回のブルーベリー狩りシーズンはハイブッシュゾーンが少し変わったなと気づいて下さる常連さんがどれだけいらっしゃるかと楽しみです。

植えた木には新しいネームタグをつけました。

今までは看板的な土に立てるプレートを設置していましたがこれがどうも草刈の時に邪魔で仕方がない。そろそろ劣化してきたので古いプレートもタグに変更。とはいえ、屋外でどれだけ名前が消えずに残るかが不安なのでルーターで削ってインクで名前を記入しました。木が大きくなってきたら名前を探すのも大変かもしれませんが当面はこんな感じで。

50個鉢が空いたということは、50個鉢を置くスペースも空いた訳です。

となると50個新しい苗を植えたくなるのです。調子に乗って鉢を買い足して今回は80個ほど大鉢に植えました。もう少しスペースを整理して春にはあと50個ほどは植えようかなと意気込んでいます。少しでも早く少しでも沢山苗を大きくしておきたいのです。園内の古くなってきた木も順に植え替えたいし、まだまだブルーベリー園も広げていきたいし。ブルーベリーは木が大きくなって美味しい実が取れるまでに結構な年数が必要で途中で枯れることだってあります。いくらあっても満足できな~い。増やせるだけ増やてやりましょ。