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祝蕾、アーサイ、ザーサイ

今シーズンも冬の中国野菜に栽培の挑戦です。九州ではメジャーですが関西ではやっとちらほら見かけるこの野菜たち。

栽培していたのは3年目になる祝蕾、2年目になる四川アーサイ、そして初登場のザーサイです。いつもと違う畑に植えたとたんに台風にあって一度水没したにも関わらず立派に育ちました。

安定の祝蕾。収穫時期が年末年始で名前がおめでたいのでなかなかの売れ筋さん。

にもかかわらず、年末年始に体調を崩して1か月以上も寝込んだ私。せっかくの収穫時期に!!!とベットで悔しい思いをしてるところ、家族の愛の手が伸びてきて無事にすべて収穫、出荷できました。一番寒い時期の収穫なので本当に感謝あるのみです。

そして2月からは四川アーサイ。こちらは祝蕾より一回り大きく味は癖が少ないので子供でも美味しく食べられます。そして何より大きいので収穫が楽になります。

1月2月の雪のシーズンを越えるため寒い地域では作りにくいのですが今年の暖冬のおかげでとても上手に育って収穫量もたっぷりでした。こんなことならもう少し沢山植えるべきだったと思うほどですがこればっかりは神のみぞ知る領域ですので仕方ありません。

空いてしまった畝に白菜を植えてありました。なんと、初めての栽培。

珍しいものにしか作る興味がないらしい私は白菜の正解が分からず出来が良いかすら分からずな上に今年は白菜が飽和していて安値だと聞きつけたので2畝分もの白菜を身内やご近所さんで食べ続け、3月に入ってもまだ食べています。味はなかなか美味しいです。

そして、今年初挑戦のザーサイ。これこそ正解が分からないままの栽培ではありますがものすごい勢いでどんどん育ちました。宇陀市では気温が合わず育てにくいとは聞いていましたがやはり暖冬でも厳しかったのか、暖冬だからだったのか軸が丸くはならず長細く育ちました。長くても味は変わらず言ってしまえば調理しやすいなんて意見を信じつつ栽培を続行しました。

良く知るお漬物のザーサイは半年ほど付け込んで発酵?か何かしてるらしいのですが、生で食べる場合は外側の緑の皮は剥いてしまい中の白い部分を食べます。

そのため長細い方が使いやすい?とかいうことで今年はこれで良しとしました。

結構なレパートリーで楽しめました。

短冊にしてわさび醤油とか、一度塩もみして洗ってからお醤油とごま油で和えるとか、普通にサラダとしてドレッシングとか生が一番おいしかったような気がします。そして、おすすめは浅漬けの素。浅漬けの素でシソ入り、ラー油入り、鷹の爪入りなど色々楽しめます。

炒めても美味しいです。

炒めたりボイルすると生にはないほろ苦さが現れます。

油との相性が良いので天ぷらもありかもしれません。

さて、軸が膨らまなかったという点で考えて来年再挑戦するかどうかが悩むところです。

こんな感じで冬の畑仕事は終わりを迎えようとしています。