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ブルーベリー園では

さぼっていた日記。楽しみに読んでくださっている方がいらっしゃることを知って慌てて一気に書いております(笑)書きたいことは沢山あるのです。秋にブルーベリー狩りが終わり閉園しても草刈はひたすらに続きます。お彼岸くらいまでにはきれいに草刈りをして頑張ってくれたブルーベリーたちにお礼の肥料をあげたりもします。

そして秋の大仕事の1つ。防鳥ネット外しです。

夏の間ブルーベリーが鳥に食べられない様に園をすっぽりと囲うネット。

冬の間は外しておかなくてはなりません。外さないと雪が積もるのです。

宇陀市はちょっと驚くくらいに雪が積もります。ネットに積もった雪が重みで下がってブルーベリーの木を折ってしまわないようにすべてのネットを外して巻き上げます。その作業は脚立に登って空を仰いで数日続きます。バランスを崩して落っこちたり上り下りで足が筋肉痛になったりもしますがこの数日上を見上げっぱなしの作業が終わるとちょっぴり顔がリフトアップされる気がするのです。重力ってスゴイ。それだけを楽しみにこの作業は続きます。

分かるかしら?この高さ。5段の脚立の一番上に手放しで立って届くくらいの高さでの作業なのです。

ネットを全部外したらこんな感じになります。いつも来園くださるお客様はネットのない園は見慣れていないでしょう。このネットはまた5月ごろ開園前に広げてつないで園内をすっぽり囲みます。いつか全自動にしてやるぞー!!なんて夢をみつつ毎年やっている作業です。

そしてこの時期くらいから始まるブルーベリーの紅葉。

ブルーベリーは真っ赤に紅葉するのです。品種によって順番に赤くなって葉を全部落とします。葉が落ちると極寒の剪定作業が始まります。

今年は12月中には葉が残り過ぎている様子で剪定は来年からになりそうな感じです。こうなると短期間に大慌てでの作業になるのでちょっとつらいなぁ。ひたすら待つしかありません。

そして苗の手入れ。ここ数年、夏がとっても暑いので園に小さな苗を植えると半分くらいは枯れてしまいます。そこで大鉢で数年育ててから園内に地植えすることにしました。小さな苗は6月か11月に鉢上げします。この秋も沢山の苗を大鉢に植え替えています。そして今年は3年前に鉢に植えた苗たちが大きくなってきたので地植えもする予定です。目標50本、穴を掘るだけでも一苦労ですがこれは楽しみの一つです。だってブルーベリーの木が目に見えて増えていく作業ですから。

肥料をやったり、草刈したり、剪定したり、苗を植えたり、閉園中でも毎日のようにブルーベリー園での作業は続きます。そして春には一気に芽を吹くブルーベリーは一回り大きくなります。その瞬間のなんとも言えない嬉しい感覚、そのために寒~い園内で地味~に作業を続けております。

次回剪定作業の報告時にはいったいどんな格好をすればこの寒い時期に1日中外にいることができるのかを気が向いたらご紹介しましょう(笑)