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ブルーベリー狩り 梅雨の前半戦

6月末から開園のブルーベリー狩り。

なんと7月中旬の今日までほぼ毎日雨マークか曇りマーク。

いつでも地面は湿っている毎日。週間天気予報を見ては心配と不安でため息の毎日・・・かと思いきや、連日長靴とカッパを持参のお客様がブルーベリー収穫にお越しになられ雨音にかき消されないほどの笑い声やらおしゃべりでにぎわっております。

そんな農園の1か月をざっとご紹介。

もちろん、雨での予約キャンセルも相次いではおりますがその分、実がたっぷりあってしっかり大きく膨らんでいることもあり摘みやすい状況に。

初めて来られた方でもあっという間に数キロ摘んで帰られています。

みなさん上手に雨雲の切れ間に摘み取られています。

実がグングン大きく育つのと競うかのように足元の雑草もグングンと大きくなります。園内はだいたい2週間に1度のペースで全面草刈りをします。

お客さんが帰られた夕方から日没までの一瞬にフルパワーで走り回って草刈りです。刈りたての日に当たったお客様は「なんてきれいに管理されてる園なの?!」なんてシビレるくらい嬉しいお言葉を下さったりしますが、2週間後の草刈り前日くらいにお越しのお客様は写真の感じくらいにはなっております。すみません。

しかし、大体の方は上のブルーベリーに夢中でこれくらいの雑草は許してくださいます(笑)

折れてしまった大きな枝に少量の実を残しておいたら驚くほどの巨大な実がついたので経過観察をしてみました。しかも遅い時期になる品種の木なのになぜかその枝だけ早い時期に色づくので更に不思議。

札をぶら下げて「実験中、採らないで~」と呼びかけて育てていたらいつものように侵入した小鳥たちに全部食べられてしまいました。その存在をすっかり忘れていた。貼り紙なんて通用しない。残念すぎる。

美味しかったかは聞くすべもありません。

毎年七夕は雨なんです。だいたい毎年。

今年の七夕は子供会の団体様が貸切予約・・・のはずでしたが前日にまさかのキャンセル。雨にはかないません。泣く泣く予約再受付をしてみたら、雨の予報にもかかわらず午前も午後も満員御礼!ありがとうございます。そして雨は降りませんでした。

という訳で、七夕飾りをやってみたところ子供たちがかわいらしい願い事を書いてぶら下げてくれました。ちなみに、当園の願い事「台風がきませんように」切実・・・

やはり夢がある願い事は子供たちにお任せしておきましょう。

ブルーベリー園のお隣の畑では巨大なヒマワリがまるで真夏ですよ~!みたいな感じでそよいでいますがまだまだ涼しく快適なブルーベリー園です。

エトファルトのヒマワリたちは受付の隣でスタンバイ。間もなく咲いてくれるだろうと思われます。巨大なヒマワリの種と間違えてコンパクトなヒマワリの種を無数に入手してしまった為、負け惜しみを書いてみました。

お次はラビットアイの様子。当園は6月末~7月末の前半がハイブッシュ系ブルーベリー、7月末~9月初めの後半がラビットアイ系ブルーベリーと品種が移っていきます。間もなくスタートのラビットアイがものすごく枝だらけで大変です。この枝を切り落とさないと実が見えない、日が当たらない、お客さんが通路に入れないのです。

枝を切り落とすとこんなに沢山の実が出てきます。ものすごい量です。

この作業を梅雨の間、雨でお客さんが少ない日にカッパをきて濡れながら作業をします。しかし、今年は雨でも沢山のお客さんがカッパを着て入園されていますのでその横で失礼して作業を続行です。おかげ様で今年はにぎやかに楽しく作業が出来ています・・・っって、まだ終わってないんか~い!急がなくては。

こちらは草刈が終わりたての苗木ゾーン。昨年は雨が降らず猛暑続きで沢山の苗が枯れてしまいました。今年は雨が多いおかげで今のところすべて無事に成長中です。実をつけた苗木も多く毎日鳥の襲撃にあっている模様。この小さな木が大きくなって実が山盛りできると想像するとワクワクしてきてニヤニヤしてしまうのです。15品種くらいブレンドして植えております。

その中の1つ、ピンクレモネード。

名前の通りピンクいろのブルーベリーでレモネードの味がします。

園内にも植わっていますがこの新しい園には山盛り植わっています。

赤いブルーベリージャムの試作、今年こそつくりたいのです。問題はこちらの園、まだ防鳥ネットをしていません。私が摘むのが早いか、鳥たちが赤くてもおいしく食べ時だということに気づくのが早いか・・・あと数日の我慢くらべです。

さてさて、そんな感じで開園からもうすぐ1か月がたってしうエトファルト。毎日バタバタ、ジタバタしております。

園内では梅雨なんて気にもしないで重装備のかわいいお客様がブルーベリー狩りを楽しんでくださっています。その姿に励まされながらあと2か月ほどおいしいブルーベリーをお届けできるように奮闘いたします。